道ばたで、弱った小さな命を見つけた子どもたち。その行動を見ているうちに、大人とは違う向き合い方に気づかされました。必死に助けようとする姿に、立ち止まる大切さを感じて──。皆さんなら、どのように行動するでしょうか。今回は、筆者が子どもたちと出かけた際のエピソードをご紹介します。
足を止めたのは、小さな命だった
子ども2人と、友人親子で出かけたときのことです。私と友人は少し後ろを歩きながら、前を行く子どもたちの様子を見ていました。
すると、娘がふいに足を止めます。近づいてみると、足元に羽に傷がついたアゲハチョウがいました。うまく飛べないのか、歩道の真ん中でじっとしています。
助けようとする子どもたち
「ここじゃ踏まれちゃうよ」
そう言って、チョウを助けようと手を伸ばしました。
手の上にそっと乗せようとした瞬間、ふわりと飛び上がり、そのまま車道の方へ流れていきます。「危ない!」思わず声をかけ、私と友人はすぐに子どもたちの手を引き、安全な歩道の内側でストップをかけました。
目の前を車やバイクが通るたびに、子どもたちはハラハラしながら「がんばれ、がんばれ!」と小さな声でエールを送っています。大人の私たちもハラハラしながら、車が途切れる安全なタイミングをじっと見計らいました。
そして今だ、という瞬間にようやく捕まえ、まずは近くの植え込みへ移しました。