不運なトラブルで遅刻や欠席を繰り返す新人社員。火事や警察の取り調べなど、あまりに物騒な理由が続く彼を心配した上司は、ある日お見舞いに向かいます。しかし、そこで待ち受けていたのは予想だにしない結末で……? 筆者の友人の職場で起こったエピソードです。
違和感とともに始まった採用劇
私が会社の中途採用担当だったときの話です。
面接当日に遅刻してやって来た男性Aさんは、遅刻した理由を「側溝にはまって足をくじいた」と言いました。
「遅刻は問題ありませんが、事前に連絡いただけるとよかったです」
そう指摘してから面接が進み、結果的に採用に至りました。
ドラマチックすぎる欠席理由
しかしAさんは、入社後も遅刻や欠席が続き、そのたびに理由を添えてくれました。
「親戚が亡くなって」「熱が出たので」というものから、「住んでいたマンションで火事があって」「家の近くで事件があって取り調べを受けて」となんだか物騒なものまで。
最初は、私も同僚も「Aさんて運が悪いのかな」「大丈夫かな」と心配していたものの、次第に「それって、本当なの?」と疑うようになりました。