ある土曜日。仕事に向かう友人Aは、自身の夫に小学1年生の娘を任せました。しかし、夫の「あり得ない無責任な行動」のせいで、事態は最悪の方向へ転がっていきます。夕方、遊びに来ていた娘の友達を家まで送ろうと、玄関を開けた瞬間……あわや誘拐犯にされかけた、背筋の凍るご近所トラブル実話です。

土曜出勤の日。夫に任せた小学1年生の娘

私が慌ただしく働いていた頃、娘はまだ小学1年生。ある土曜日、夫の「仕事が休みで家にいる」という言葉を信じ、安心して仕事へ向かいました。

しかし、これがトラブルの始まり。大のゲーム好きである夫は、私がいないのをいいことに、娘そっちのけでゲームに没頭していました。途中で娘が「公園で遊んでくるね」と声をかけたものの、夫は画面から目を離さないまま、うわの空で生返事。誰と遊ぶのか、いつ帰ってくるのかさえ、全く聞いていなかったのです。

お友達を連れて帰宅。確認を怠った無責任夫

しばらくして、娘が公園で会った同級生のお友達を家に連れて帰ってきました。

小学生の子供を預かるなら、「お家の人に連絡は? ちゃんと許可は取っているの?」と確認することは、お互いの安心のためにとても大切です。しかし、ゲームを中断されたくない夫は、お友達の「お母さんに言ってあるから大丈夫!」と元気よく答えた言葉をそのまま素直に信じてしまい、相手の親御さんへの確認連絡を挟むことなく、子供たちだけで遊ばせてしまいました。

「家まで送るね」と玄関を開けたら警察が!

16時に仕事を終えて帰宅すると、家の中では娘とお友達が遊んでいました。そして17時になり、「そろそろお家に帰ろうか」とお友達に声をかけた時のことです。

お友達は「お母さん、家にいないから」と帰るのを渋りました。実家の連絡先や親御さんの携帯番号もすぐには分からず、まだ1年生の子どもを一人で帰すわけにはいきません。私は「家まで送っていくから帰ろう」と優しく手を引きました。そして、見送るために玄関のドアを開けた瞬間……。

目の前の光景に息を呑みました。マンションの前にパトカーが停まっており、数人の警察官、血相を変えて周囲を探すご夫婦、さらには娘の小学校の担任の先生までが青ざめた顔で立っていたのです!