休日は「先生」をお休みしたい。保育士の私が、絶対誰にも会いたくないスーパー銭湯で、担任園児の保護者を目撃して……? 真っ裸でパニックになり、気配を消して逃げ出した先に待っていた結末とは? 友人が体験談を語ってくれました。
ftnews.jp

鋭すぎる子どもの勘

「先生、こんにちは!」

市内の保育園で働く私にとって、近所のスーパーは知り合いにばったり会う確率が高い場所。

伊達メガネと帽子で変装するものの、子どもたちの鋭い勘は誤魔化せません。

見つかれば最後、オフモードの私は消え去り、スーパーでも道端でも一瞬で「いつもの先生」に戻らなければならないのです。

休みの日や仕事帰りは、できれば保育園の子どもや保護者に会いたくありません。

職場で何か問題があるわけではありませんが、休みの日は仕事のことは忘れたい……そう思っているからです。

月イチのご褒美を襲った、最悪の出来事

そんな私が、絶対に知り合いに会いたくない場所。

それは、隣町のスーパー銭湯です。

「ここなら誰にも会うまい」と、自分へのご褒美に月一回訪れる癒やしの空間。

しかし先日、湯船に浸かっていた私の心臓が跳ね上がる出来事がありました。

洗い場で見つけたあの人!

一人のんびり壺湯につかり、目をつぶって極楽モードの私。

違うお湯に浸かろうとふと洗い場を見ると、担任をしている園児Aちゃんの保護者の姿が!

「え、こんなところで……!?」

真っ裸の状態で「あら、Aちゃんのお母さん」なんて挨拶ができるはずもありません。

私はすぐに気配を消し、そそくさと脱衣所へ逃げたのです。

せっかくの極楽タイムは、気まずさと動揺であっという間に終了してしまいました。