家族写真をゆっくり残したいと準備していたはずが、思わぬ形で人数が増えていきました。
その場で起きた出来事に、Aは何を感じたのでしょうか。
重なる参加
ところが、「枠がいっぱいです」と写真館の方が伝える中で「Aの時間帯に一緒に撮るので大丈夫です」と、話はそのまま進んでいき、気づいたときには大勢での合同撮影という形へ変更が決まっていきました。
当日は人数が増え、スタジオは慌ただしくなり、スタッフの声が重なり合います。
順番に並び直しながらの撮影になり、子どもたちの視線を合わせる時間も短く、落ち着いて撮影する余裕もありません。
その後の食事会でも両家だけのはずが「一緒に行くね」と言われ、急きょ人数変更の対応に追われることに。
準備していた時間が、自分たちのものではなくなっていく感覚が、はっきりと形になった瞬間でした。
距離の見直し
撮りたい気持ちは理解できるものの、あらかじめ考えていた過ごし方が変わってしまったことで、私の中に戸惑いが残りました。
自分たちだけで紡ぎたかった思い出が、少しずつ手から離れていくような感覚。
これまでは流れに任せてしまうことも多かったのですが、今回の出来事をきっかけに、無理のない距離を考えながら向き合っていこうと思いました。
自分たちの時間をどう守るかを、これからは少しずつ考えていきたいと感じています。
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2026年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。