高齢化社会の日本で、あちこちに起こっている介護問題。介護には大きな労力やお金がかかります。どんなに親の介護をしたい気持ちがあっても、現実的には難しいケースも多々あるでしょう。今回は筆者の知人から聞いた介護にまつわるエピソードを紹介します。
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家族構成

私は5人家族の次女として生まれました。
父は数年前に亡くなっており、母と姉、妹は健在です。

長女である姉は義実家と同居中、三女の妹は遠方の他県。自然と近所に住む私が、母の日常をサポートする役割を担っていました。

80代とはいえ、母は足腰も強く元気いっぱいなので、実家で一人暮らしをしてもらっている状況です。

介護が必要に

そんな元気いっぱいだった母が、脳梗塞で倒れました。

命に別状はなかったものの身体に麻痺が残り、介護が必要となってしまい、施設にお世話になることが決まりました。

もちろん、住み慣れた家で看てあげたいという気持ちはありました。
しかし、私にも家族がいて、まだまだ働かなくてはなりません。

「もし私が仕事を辞めて24時間体制の介護に入ったら、共倒れになってしまうかもしれない……」

悩んだ末、母の安全と専門的なケアを最優先し、信頼できる施設のお世話になることが決まったのです。