30代女性知人Aから聞いた話です。職場の新入社員が、毎日母親の手作り弁当を持参していました。それを見たベテランの職員は「いい歳してマザコン」と陰口三昧。しかし翌年、ベテラン職員の息子が就職した途端に状況が一変! 新入社員が放った見事なカウンターパンチとは……?
「息子のついで」苦しい言い訳に新人が反撃
声をかけられて少し気まずそうにしながらも「息子の弁当を作るついでよ! 新しい環境で大変だろうから、せめて食べ物くらいしっかり栄養を取らせないとね」と、親心からの行動であることを必死にアピールしました。
すると、すかさずB太が満面の笑みでこう返したのです。
「僕の母と一緒ですね! 親としては心配ですよねー! 会社で『親の弁当なんてマザコンだ』なんて、誰かに誤解されていなければ良いですけど!」
親の愛はみんな同じ
これにはぐうの音も出ず、顔を真っ赤にして黙り込むしかありませんでした。
自分がかつて放った言葉が、いかに的外れで、温かい親心を傷つけるものだったのか、我が子を想う「今の自分の気持ち」を通して、痛烈に実感したことでしょう。
その後、ベテラン女性職員が新人の彼や、他の人の家庭環境に対して口を挟むことは一切なくなりました。
【体験者:30代、女性会社員、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:藤野ゆうこ
2度の離婚を経て、シングルマザーとして介護職の管理者を務める現役会社員。現場で触れてきた数多くの家族の人生模様や、自身の波乱万丈な実体験をベースに、読者が同じ苦労をしないための教訓を込めたコラムを執筆。現在は介護現場や周囲への取材を通じ、嫁姑・夫婦関係・ママ友など、複雑な人間関係のトラブル解決に繋がる情報を発信中。