モラハラ夫から逃げ出すため、新居を探していた知人。それを知った夫が不動産屋に乗り込み──
筆者の知人から聞いたお話を紹介します。

そして女性店員は夫を見据えると、一歩も引くことなく、こんな言葉を放ったのです。

「いいえ。奥様は一人の個人であり、ご自身の意思で契約を結べる立派な社会人です! 夫といえど、ご本人の承諾なしに解約する権利なんてありません!」

きっぱりと夫の言い分を跳ね返した女性店員。その迫力に、夫は何も言い返せないようでした。

勇気をもらった

その後しばらく実家に避難したあと、私は無事に新しいアパートへと引っ越しました。あの出来事を境に、夫も「思い通りにはならない」ことを悟ったのか、時間はかかりましたが最終的に離婚も成立しました。

あのときの女性店員さんの言葉に、私は大きな勇気をもらいました。
「私は誰かの所有物ではなく、“一人の個人で立派な社会人”なんだ」と。

今でも彼女の言葉を思い出しては、自分自身を励まし、前を向いて頑張り続けています。

【体験者:30代・女性パート従業員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。