モラハラ夫から逃げ出すため、新居を探していた知人。それを知った夫が不動産屋に乗り込み──
筆者の知人から聞いたお話を紹介します。
筆者の知人から聞いたお話を紹介します。
モラハラ夫
私は30代のパートで働く主婦です。
結婚してから気づいたのですが、私の夫はいわゆる“モラハラ夫”でした。
「俺が食わせてやっている」
「お前は俺の管理下にあるんだ」
「たったそれっぽっちの稼ぎしかないくせに、でかい顔するな」
そんな言葉を言われ続けているうちに、精神的に限界を迎えた私。
離婚を決意したのですが、相手はあの夫ということで、簡単に応じそうにはありません。
そこで、私は「とりあえず別居から」と考えて、こっそり新居探しを始めたのです。
バレた別居計画と、激昂した夫
地元密着型の不動産屋に訪れ、事情を説明。
対応した女性店員さんは、親身になって話を聞き、すぐにいいアパートを紹介してくれました。
私は入居手続きの書類を自宅に隠しておいたのですが、どうやら夫は普段から私の私物を漁っていたようで、書類をすぐに見つけてしまいました。
「出て行くつもりか? 俺はそんなこと絶対に認めないからな!!」
激昂した夫は、私を罵倒。
「夫の権限で、こんな契約今すぐ解約してやる」
感情を爆発させながら高笑いした夫は、そのまま不動産屋へ向かってしまったのです。
私は震える手で後を追いかけました。
女性店員の力強い言葉
不動産屋に乗り込んだ夫は、大声で店員さんに詰め寄っていました。
対応に出たのは、親身になってくれたあの女性店員。
「あいつは俺の妻で、俺の庇護のもとに生きている。だから、夫である俺には妻の勝手な契約を解約する権利があるだろう!」
そんな夫の身勝手な主張を、呆気に取られた顔で聞いていた女性店員。
しかし、次第に彼女の眼には強い光が見え始めました。