とある習い事が気に入った我が子。月謝も出せる範囲だったので喜んで通わせていたのですが、思いがけない話が次々に出てきて──。
筆者の知人から聞いたお話をご紹介します。

通い始めて知った“リアルな仕組み”

「お母さん、うちの教室には『父母会』がありまして、その費用として月〇千円ほど頂戴しています」
そう言って提示されたのは、それなりの金額でした。

「それから、年数回ですけど、おそろいのユニフォームを着るときもあるので、それも購入していただきます」
「あと、月謝とは別に『運営費』が、月〇千円かかります」

入会時には聞いていなかった"追加費用”の数々に、私は一瞬頭の中がフリーズしてしまいました。
「はーい、分かりました~!」なんて笑顔で返事をしたものの、頭の中で必死に計算中。

家計から出せる金額をオーバーしたと気づいたとき、私は一瞬で青ざめていました。
最初の段階で「月謝以外にかかる年間予算はどれくらいですか?」と、きちんと確認しておけばよかったと反省しました。
そして帰宅後、体験時に渡されたパンフレットを開くと、そこにはその日に言われた費用の記載がしっかりとあったのです。
体験もしたし大丈夫だろうと思っていた私は、すっかりそれを見落としていました。

子のやる気と、親の懐具合

しかし、娘は習い事が楽しいようですし、最近はさらにやる気に満ちてきています。
先生も良い方ばかりで、私自身、先生方との交流を楽しんでいる面も。

「続けるのは、正直お金がしんどい……でも、楽しそうな娘を見ると、辞めさせられないな」

そこで、私は娘の習い事の費用を賄うため、パートに出ることを決めました。
「娘のためだ!」
そう思いながら、毎日自転車でパート先まで通う日々です。

【体験者:30代・女性パート従業員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。