それが、「息子への不満を私に赤裸々に話す」ということです。
「夫くん、ほんと使えないんですよ!」
「ここまで使えない男って、正直初めてです」
「夫くん、私の誕生日忘れてたんですよ! そんな記憶力しかないくせに、仕事務まるとか信じられないんですけどー!」
そんな風に、かなりはっきりとした言葉で聞かされる我が息子への不満。
「『いつ捨ててやろうか』なんて、思うこともあるんです」
「自分のことを自分でできないなんて、お荷物以外の何物でもないですよ!」
嫁にそんな話を聞かされている間、私は情けないやら悲しいやら、複雑な気持ちで笑い続けているほかありませんでした。
聞きたくないのが本音
嫁の立場からしたら、夫への不満はごくありふれた話題のひとつでしょう。
でも、彼女の攻撃の対象は、私がそれなりに苦労して育てた“かわいい我が子”でもあるのです。
嫁の話を聞いていると、息子の行動に呆れることもあるし、情けなく思うことも多々あります。
ただやっぱり、我が子の“悪口”を聞くのは、忍びないものがある。
嫁が懐いてくれるのは嬉しいし、かわいくも思っていますが、
「正直、息子の悪口だけは聞きたくない」
それが私の本音。
いつか嫁にも「その“情けない男”も、一応私のかわいい息子なのよね」と伝えられたら、と考えています。
【体験者:60代・女性パート従業員、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。