友人のお店で働き始めた筆者の知人。「気兼ねなく働けていいかも」と考えていましたが、現実はそう甘くありませんでした。知人から聞いたお話を紹介します。
お店を経営している友人
私は30代の主婦です。
仲の良い友人に、自身でお店を経営しているB子がいました。
B子のお店は、おしゃれなカフェ。
料理やドリンクの写真がインスタで話題になったことをきっかけに、最近は特に忙しそうです。
そんなときB子から電話が。
「最近従業員が1人辞めて、人手不足なの。私を助けると思って働いてくれない?」
B子はそう言いました。
私としても、ちょうど一番下の子が幼稚園に入園したころだったので、時間を持て余していた時期。
「いいよ! こちらこそ、よろしくね」
私は喜んで、その誘いを受けたのです。
お店では「店長」と「パート」
お店には、私のほかに5人のパートさんがいました。
良い方ばかりだったので、私もひと安心。
もちろんB子とは友だちなので、気兼ねないといえばそうですが、ここはあくまで“職場”。
他のパートさん達の手前、店長であるB子には敬語で話し、私的な話をしないように気を付けていました。
とはいえ、長年の付き合いから自然と出てしまう空気感までは隠しきれなかったのかもしれません。
そんなとき、私はその場にいるパートさん達の間に、ピリッとした空気が走るのを肌で感じていました。
「友だちだからって贔屓してもらってないけど……どう思われているんだろう」
そんな風に少し不安に感じていたのです。