ご近所付き合いの中で、理由の分からない嫌がらせを受けた経験はありませんか?
今回ご紹介するのは、筆者が実際に体験したご近所トラブル。何度も繰り返される嫌がらせの裏には、思いもよらない理由がありました。
人と比べることの無意味さを考えさせられる出来事です。

嫌がらせの“まさかの理由”

しばらくすると、親しくしていた地域の方からこう言われました。

「あの子ら、また言ってるよ。何が気に入らないんやろね」

気になって「今回は何が原因だと思われますか?」と聞いてみました。
すると返ってきたのは、にわかには信じられない理由でした。

「家の間取りを、自分たちで思い通りに決められなかったことが悔しいみたいだよ」

思わず耳を疑いました。
私は家を建てる際、営業担当の提案に納得できず、自分で間取りを作成して提出したことがありました。その際のエピソードが、なぜか別の営業を通じてT美さんたちに伝わっていたのです。

彼女たちが妥協したことを私が形にしていたことについて、羨ましさが嫉妬に変わっていたのでした。

正直なところ、

「知らんがな」

それが本音でした。

人と比べることに意味はない

そんな理由で嫌がらせをしていたと知ったとき、正直あきれてしまいました。

「間取りを自分で決められなかったから」という理由で、ここまで他人の家に執着できるものなのかと、驚いたくらいです。

私は引き続き、一切相手にしないことにしました。

すると次第に周囲の人たちもその3人と距離を置くようになり、最終的にはご近所の年配の方達から「ええ加減にせえ」と注意を受けたとのこと。それ以来、彼女たちの騒ぎはいつの間にか収まっていました。

家は、人に見せるための展示品ではありません。
住む人が納得し、満足していれば、それでいいものです。

家づくりで大切なのは、人と比べることではなく、自分たちがどう生きたいか。
人の噂話をするくらいなら後悔のないように自分の時間を大切に過ごしたい。
そう改めて感じた出来事でした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Anne.R
看護師として9年間、多くの人生に寄り添う中で「一人ひとりの物語を丁寧に伝えたい」とライターの道へ。自身の家づくりやご近所トラブルの実体験に加え、現在は周囲へのインタビューを通じ、人間関係やキャリアなど女性の日常に寄り添った情報を発信している。