中学生の頃、お母さんが仕事に出かけたり、友人との食事会に出かけていくことが何となく面白くないと思っていたA子さん。親になり娘さんが中学生になった今、当時のことのことを振り返って反省したそうです。
私も親になり、娘も中学生に
月日は流れ、私も親になり、娘が中学生になりました。
部活動や友人との付き合いで忙しくなった娘を見て感じたのは、肩の荷が下りたような大きな解放感でした。
「ああ、やっと自分のために時間を使ってもいいんだ」
オシャレに気を配る余裕もでき、しばらく疎遠になっていたママ友とランチ会をするようになりました。自分のために使える時間があることが、とにかく嬉しかったのです。
それは決して「遊び」ではなく、家族を優先し続けてきた日々から、自分自身を取り戻す大切なプロセスだったのです。
反省したこと
私は自分の時間を満喫しながら、ふと、中学生だった頃を思い出しました。当時の母もきっと、今の私と同じように「一人の女性」としての喜びをようやく手に入れていたのだと理解できました。
今思えば、当時の私が感じていた「面白くない気持ち」は、母が子離れしていくような感覚の寂しさだったのだろうと思います。しかし、今の私が娘の自立を頼もしく思うように、当時の母も私を信頼して外の世界へと踏み出していたのかもしれません。
この一件以来、今も何かと母に対し不満に思うこともありますが、いつか私も通る道なのかなと思うと、少しだけ母の気持ちも考えられるようになったと思います。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。