今回は、友人Aに聞いた、帰省のやり取りで気づいた話です。
何気ない一言が、思いがけない受け取られ方をしていたかもしれなくて──。
何気ない一言が、思いがけない受け取られ方をしていたかもしれなくて──。
いつもの質問
「今年の休みは何日?」
「いつ帰ってくるの?」
長期休みが近づくたび、Aは決まって息子夫婦にそう聞いていました。
大型連休には必ず帰省してくれる子どもたち。
遠方に住んでいるため移動は大変だとわかっていながらも、帰省の予定を確認するのが習慣になっていました。
積もる前提
電話口で予定を聞き、カレンダーに印をつける。
帰省の日数に合わせて食事の準備を考えたり、布団を干したりと、受け入れる側としての準備も自然と進んでいきます。
台所で買い物リストを考えながら「今年は何を作ろうか」と思いを巡らせる時間も、Aにとっては楽しみのひとつ。
一度くらいはみんなで外食をとお店を検索したり。
その流れの中で「帰ってくるもの」という前提が、少しずつ当たり前になっていったのです。