子は宝と言いますが、だからといって公共の場ですべてが許されるわけではありません。筆者の知人Aさんは家族旅行に出かけた先で、とんでもない主張を繰り広げる子連れ女性を目撃しました。「子どもは宝なの、子どもが最優先でしょ!」と割り込もうとする女性でしたが……。

家族旅行へ出発! 新幹線で見たもの

Aさんは夫と3歳の娘と一緒に家族旅行へ出かけました。娘の好きなキャラクターのイベントに出かけるため、新幹線に乗ってのお出かけです。

Aさんたちは新幹線で娘がぐずらないように、あらかじめ指定席で3列シートを購入。娘のための準備をばっちり整えて、新幹線に乗り込みました。

Aさんたちが順調に新幹線の旅を楽しんでいると、途中で同じく小さい子どもを抱いた母親が乗り込んできます。そして、Aさんたちの3列ほど後ろに座ろうしたとき、とんでもないことを言い出したのです。

「子どもがぐずるので、窓側の席を譲ってくれませんか?」

「優先」を盾にした、行き過ぎた主張

この車両はすべて指定席です。窓側の席は、誰もが事前に選んで購入しているものです。

声をかけられた若い男の人も戸惑い「いや、ここは自分の席なんで」と断ろうとしましたが、女性は引きません。

「子連れなんだから配慮してくれてもいいじゃない。外が見たくて泣いたらどうしてくれるんですか! 子どもは日本の宝なんですよ」

あまりの勢いに圧倒された男性は席を交換し、女性は子どもと一緒に当然のような顔で座りました。Aさんは「いろいろな考えの人がいるものだな」と思いながら、その光景を眺めていたのです。