すぐにマウントを取ってくる人っていますよね。子どものことを応援したい気持ちはあるものの、会話のたびに自慢話が続くと、どう返すのが正解なのか戸惑ってしまうものです。今回は、筆者の友人の体験談をお届けします。
止まらない自慢話
近所のママ友Bさんは、会うたびに息子さんの成績の話をします。
「模試でまたA判定だったの!」
「特待生を勧められてて」
など、その内容はどんどんヒートアップ。
私は決まって「すごいね」と返していましたが、正直、心の中では重いため息をついていました。
テストの点数で子どもの価値を測るような彼女の口ぶりに、モヤモヤが募る日々。
次第に、Bさんと距離を置きたいとさえ思うようになっていました。
ふと抱いた違和感
ある日のことです。
いつものように自慢を繰り出すBさんの顔をふと見ると、目の下に薄っすらとクマがあり、どこか疲れ切っているように見えました。
そのとき、ふと思ったのです。
Bさんも子育てに必死で、本当はギリギリのところで踏ん張っているのでは? と……。
必死に自分を追い込み、張り詰めた糸が今にも切れそうになっている。
「成績の自慢」という盾を構えていないと、Bさん自身が今にも崩れ落ちてしまいそうに見えました。
その必死な横顔を見た瞬間、私の中にあった苛立ちはどこかへ消え、なんだか胸がギュッと締め付けられたのでした。