平和な兄夫婦との交流に暗雲が
我が家は、2歳の娘と夫の3人家族です。このたび、近くに住んでいる兄夫婦に子どもが生まれました。
私にとって初めての甥っ子。家が近いということもあり、たびたびお互いの家を行き来していました。最初は平和に交流を続けていましたが、兄が長期の単身赴任へ行くことに。
これをきっかけに、義姉から「ちょっとだけ……」と言われて、甥っ子を預かることが増えていったのです。
頻繁に甥っ子を預けてくるように
兄がいなくなり、ワンオペでの育児家事は大変なはず。最初は助け合いのつもりで甥っ子を快く預かっていましたが、次第に預かる頻度も時間も増えていきます。
甥っ子が5歳を超えるころには「夕飯もお願い!」「お風呂も入れてくれる?」なんて言われることも。
そのころ私が在宅の仕事を始めていたこともあり、負担があまりにも大きくなっていったため断ろうとしていました。打診の連絡に「今日は無理だよ」と返しますが、しつこく食い下がられます。連絡を返さずにいると、直接家にやって来る始末。
仕事があると伝えても「在宅の仕事なんだから、どうせ家にいるんでしょ?」と言われてしまいます。
仕事を軽視されたことに腹が立ち「もう今後は事前に相談があっても預かれないよ」と伝えたところ、逆ギレ。「こっちは忙しいんだから!」「子どもが1人増えたって変わらないでしょ!」と言い、そのまま甥っ子を押し付けられてしまったのです。
思いきって単身赴任中の兄に相談
これはもう無理だと感じた私は、兄に今までのことをすべて連絡しました。
今までは、兄に「甥っ子くん、今うちに来てるよ」程度しか伝えていませんでした。兄が突然単身赴任になり、一人で心細い中での育児は大変だろうと思っていたからです。連日のように預かっているのは事実でしたが、兄に言うと告げ口をするような気持ちになるため、していませんでした。
しかし、もう私も限界です。平和に交流を続けていたであろう妻と妹が、このような事態になっているとは思いもしなかったでしょう。
すると、その日の夜に新幹線に乗って帰って来てくれた兄。
青ざめた顔で私に謝りながら「なんでもっと早く言ってくれなかったんだ……」とうなだれます。そして、私の夫に娘と甥っ子を任せ、兄と二人で兄の家へ向かいました。