預かり保育常連の我が子に、ママ友がかけた心ないひと言。言い返さなかった知人の抱く真実とは──?
知人から聞いたお話を紹介します。

外からは見えない、私たちの本当の姿

A子に悪気があったとは思いません。
きっと、思ったことが自然に口をついて出てしまったのでしょう。

“平気になる”とA子は言いましたが、実は違います。
息子は毎朝、「預かり保育には行きたくない」と私に言っているのです。

そんな息子に私は、「ママも頑張るから、息子君も頑張ろう」と声をかけます。
すると息子は頷き、私たちはぎゅっと抱きしめ合うのです。

体を離した息子は、「じゃあ、ママがお迎えに来たら僕が『おかえり』って言ってあげるね」と話し、私たちはこんなふうにお互い励まし合いながら日々乗り越えています。
これが、私たちの本当の姿なのです。

これからも励まし合い、乗り越えていく

というわけで、息子は「慣れている」わけでも「平気」なわけでもないのが真実。
ただ、働かなければならない私の状況を息子も理解して、2人で頑張っているのです。

こんなことをA子に話す気はありません。
ただ、私たちのように寂しさに堪えて日々頑張っている家族もいる──
そんな想像をA子もしてくれたら、と思います。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年4月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。