今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
A子さんの旦那さんは全く家事をしない人。諦めてはいたものの、小学3年生の息子さんにはついつい「お父さんも家事してくれたらいいのにね」とぼやくこともありました。そんなある日、「じゃーん!」と自慢げな表情でキッチンにいる息子さんの姿が。なんだろうと思いキッチン台を見ると、驚きの光景が!

なんだろうと思って、キッチン台を見てびっくり。
そこには、野菜炒めに必要なすべての具材が完璧に並べられていました。驚いたのは、具材だけではありません。まな板と包丁、切った野菜を入れるボール、フライパン。それらが私の「いつもの調理手順」に合わせ、使いやすい順序でセッティングされていたのです。

息子とはこれまで料理を一緒にやっていなかったのもあり、いつの間に覚えたのだろうと、驚いてしまいました。夫に対する私のぼやきを聞いて、きっと息子なりに私の力になろうとしてくれているのだと思うと、嬉しかったですし、頑張ろうと思えました。

実感したこと

この一件で、家事はやってくれるともちろん助かりますが、やらなくても、少しでも力になろうと寄り添う姿勢があるだけで、こんなにも頑張れるものだということを実感しました。

その後、息子は料理の腕がめきめきと上達し、今では私の頼れる右腕です。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。