仲の良いお友達からのたび重なるドタキャン。「子ども同士のことだから」と見守っていたけれど、そのたびに傷つく娘の姿に親の心も揺れ動きます。笑って許すことがやさしさなのか? 娘が学んだ人間関係の境界線とは? 友人が体験談を語ってくれました。
勇気を出して送ったLINE
ある日のこと、また当日の朝になってドタキャンされた娘。
いつもならLINEの号泣スタンプひとつで終わりにしていたところ、私は「今の気持ちを伝えてみたら?」と言いました。
Aちゃんのことは責めずに、悲しかったことを伝える。
娘は考えて、「楽しみにしてたから、残念だよ。これからはもっと早く伝えてほしい」とメッセージを送りました。
すると、驚いたことにAちゃんから「ごめんね」と初めての謝罪が届いたのです。
これまで娘が笑って許していたからこそ、Aちゃんも「相手を傷つけている」という自覚がなかったのかもしれません。
ドタキャンを繰り返し相手の時間を奪うことは、その人の心をないがしろにするのと同じこと。
その後、2人が約束をすることはありませんが、娘にとって「NO」や「悲しみ」を伝えることは、自分を大切にするための大きな一歩になったはずです。
【体験者:30代・女性パート、回答時期:2026年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。