小学生の娘が経験した2か月の入院生活。自由を奪われ、治療に耐える日々の中で、親子を救ったのは「隣のベッドの友だち」との交流でした。病院という限られた空間で、子どもたちが自ら作り出した小さな幸せとは? 友人が体験談を語ってくれました。
辛い入院生活
小学生の娘が入院をしていたときの話です。
子どもの入院は、親子ともに負担が多く、楽しみを見出すのも難しいもの。
1日中ベッドの上で過ごし、面会も限られた人だけ。
毎日治療と向き合い、学校にも行けない苦しさは、何度代わってあげたいと思ったことか。
もどかしさと先行きの見えない不安に、親の私も心が折れそうな毎日でした。
娘は2か月入院をしましたが、そこでの心温まる出来事です。
外の世界を感じる「イベント」
娘の隣には、長期入院しているAちゃんがいました。
Aちゃんはトイレとお風呂以外はベッドの上で過ごしていました。
でも、娘とは隣同士よく会話をし、ママ同士も情報交換をする間柄。
あるとき、病院のイベントで「シール交換」がありました。
各自それぞれの部屋やベッドで過ごしているため、直接シール交換はできません。
でも、これは娘にとって、外の世界や流行を感じるとても楽しいイベントとなりました。