筆者の話です。
久しぶりの再会で盛り上がった会話中、幼なじみの一言に思わずドキリとしました。
当たり前だと思っていた自分のクセに、ふと疑問が浮かんで――。

指摘の一言

「俺には聞こえとるけん、小さい声にしてくれ」
実家に帰省し、幼なじみとそのお母さん、そして自分の母と一緒に話していたとき、幼なじみに言われました。

久しぶりの再会に、自然と会話は弾みます。
近況を報告し合い、思い出話に笑い声が重なり、にぎやかな時間が流れていました。
気づけば、いつもの調子で声も大きくなっていたのだと思います。

気づかぬクセ

話している最中「え?」と戸惑いながら周りを見ると、母たちが苦笑いをしていました。
その場は少しだけ声を落としましたが、会話が続くうちに、またいつもの調子に戻ってしまいます。

小さな部屋で、すぐ隣に座っている距離。
それでも私は、聞こえないかもしれないと勝手に思い込み、声を張るように話していました。

これまでも「声が大きい」と言われたことはありました。
けれど、深く気にしたことはありません。
それも自分らしさの一つだと捉え、どこか元気の良さの表れだと思い込んで自分を納得させていたのです。