今回は、筆者の友人が家計管理を夫に任せたときのエピソードを紹介します。
家計管理の大変さを知った夫
夫が家計管理を始めて3か月。改まったようすで「話がある」と呼ばれました。
夫は数字に強く、仕事でもしっかりと成果を出す人です。だからこそ、家計管理を任せても大丈夫だろうという気持ちがありました。
今回話があると言われたのは、てっきり節約の成果報告だと思っていたら──夫からは、青ざめた顔で「ごめん」の一言が放たれたのです。「何のことだろう?」と思っていると、夫は続けます。
「毎月これだけやりくりしてくれてたの、知らなかった」
「本当に今までありがとう」
自分で家計管理をしてみて、その難しさを知った夫が音を上げてきたのでした。
情報共有で夫婦関係も改善
改めて私に謝罪し、家計管理をもう一度お願いできないかと頼んできた夫。
夫が謝ってくれたこと、感謝してくれたこと、そしてやりくりの大変さをわかってくれたことで、今までの苦労が報われたような気がしました。
再び、家計管理は私が主体となってやっています。以前と違うのは、夫がとても協力的になって感謝の言葉を口にするようになったこと。休みの日は一緒に買い物に行き、商品の値段を見てもらうことでやりくりの大変さを共有するようになりました。
そして、私は今子育てをしながら在宅ワーク中で、少しずつ家計の足しになるようにと取り組んでいます。夫は積極的に「ありがとう」「お疲れさま」と声をかけてくれるようになりました。
家計管理の大変さを共有したことで、夫婦の会話が変わった出来事です。
【体験者:40代・女性Webライター、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。