これは筆者自身の体験です。家族旅行で訪れた温泉地で、あいにくの雨により予定していた過ごし方ができず、気持ちが沈んでしまった日のこと。そんな中、夫の何気ない一言をきっかけに外へ出たことで、家族で笑い合える時間の大切さに気づかされました。小さな出来事が、心を軽くしてくれた一日です。
小さな発見で笑顔が戻る
最初は乗り気でなかった子どもたちも、少しずつ周りに目を向け始めます。そして、小さなカエルを見つけた瞬間、空気が一気に変わりました。夫はわざと驚いた顔をして「わぁ、カエルだ! 触ってみる?」と声をかけ、子どもたちは恐る恐る手を伸ばしながらも、楽しそうに笑い始めました。その様子につられて、私も自然と笑顔になっていました。さっきまでの重たい気持ちが、すっと軽くなった気がしました。
何気ない時間の大切さに気づく
その帰り道、夫がぽつりと「こういう時間もいいよな」と呟きました。計画通りにいかないことばかりに目が向いていた私にとって、その一言はとても印象的でした。特別なことがなくても、家族で笑い合える時間があるだけで十分なのかもしれない、と気づかされました。
雨の中で過ごしたあのひとときは、予定していたどんなイベントよりも心に残る思い出になりました。忙しさの中で見失いがちな大切なものを、改めて教えてくれた一日でした。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。