お店や人に対して、なんとなく先入観で良し悪しを判断してしまうことはありませんか? それでも実際に関わってみて、印象が変わる瞬間もありますよね。今回は、筆者が和菓子屋でのやり取りを通して、先入観を見直した出来事です。
変わった印象
その言葉を聞いたとき、なんだか気持ちが軽くなりました。
細部まできっちりしているのに、どこかおおらかで、前に進むことを迷わない。「決めたことに引きずられない強さ」のようなものを感じました。
言い直したり、取り消したりしないその潔さが、私にはどこか心地よく映ったのです。「かっこいいな」と感じるほどでした。
それまで私が抱いていた「古いお店」という印象が、「伝統を守り抜く強いお店」へと形を変えた瞬間でした。
何を見て判断していたのか
振り返ると、私は見た目や周りの環境だけで、そのお店を判断していたのだと思います。
「古い」「この先大丈夫かな」
そう感じていたのは、お店そのものではなく、自分の狭い見方だったのかもしれません。
けれど実際にやり取りをしてみると、そこにあったのは、積み重ねてきた時間の中で生まれた判断や、迷いのなさでした。
長く続いている理由は、外からでは分からないところにあるのかもしれません。
同じ場所でも、どこを見るかで感じ方は変わるもの。
そんなことを思いながら、店をあとにしました。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。