ゲームセンターの駐輪場で、取ったばかりのUFOキャッチャーの景品が消失。盗難を疑い憤る私でしたが、防犯カメラを確認する前に意外な“犯人”の姿を目撃して……? 友人が体験談を語ってくれました。

執念深い“泥棒”の正体

息子は半べそをかきながら周囲を探しています。しかし、どこにも見当たらない。

あちこち探しましたが見当たらず、もう諦めようと思ったそのときです。

バサバサっと音がして見ると、なんとカラスが2羽。

見ると、息子のポテトチップスを器用にくちばしでつついて開けて、そこから散らばったポテトチップスを食べているのです。

息子は驚いて、「あれ、どっちも俺のだよ!」と近づきました。

カラスは逃げていきましたが、ポテトチップスの袋は無惨にボロボロ。

袋の一箇所に丸く穴を開け、そこからついばんでいたようでした。

店員さんの神対応

あちこちにポテトチップスは散らばり、散々な状態。

こんな状態では帰れないので、ゲームセンターに戻り店員さんを呼びました。

店員さんに事情を話すと、快く清掃を手伝ってくれました。

「最近になってカラスがいたずらするようになったんですよ」と。

店員さんは、「今回は残念だったね。でも、これでおまけしてあげる」と、UFOキャッチャー2回分のコインをくれたのです。

人間による犯行を疑い、ピリピリしていた私ですが、犯人はまさかのカラス。

意外な結末と店員さんのやさしさに、最後は親子で温かい気持ちになったのでした。

【体験者:30代・女性パート、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。