筆者の話です。
「あの人、ほら」名前が出てこない会話に戸惑うことが増えました。
その変化が、思いがけない気持ちにつながっていきます。

出ない名前

「なんで名前が出ないの?」
昔、母が会話の中で「あれ」「それ」と言葉を探していたとき、そう感じていました。
隣で話を聞きながら、どうしてそんなことになるのか不思議だったのを覚えています。

人の名前は自然に出てくるものだと思っていたのに、最近は自分の口からも同じような言葉が増えていることに気づきました。

増える指示語

同年代の友人と話していても、「あの人」「ほら、あの……」と指示語ばかりが続きます。
本来ならすぐ終わるはずの会話が、名前を思い出すだけで止まり、時間がかかるようになりました。

思い出せなかった名前が、買い物中や翌日になってふと浮かぶこともあり「今じゃないんだよね」と笑い合う場面も増えています。
芸能人の話でも、作品や役柄までは出てくるのに、名前だけが出てこないことがありました。

「あれ?」と自分でも戸惑うことが増えていきます。
人の名前を覚えるのは得意だと思っていたため、その変化に少し戸惑いを感じていたのです。