筆者の話です。
帰省中の食卓で、当たり前だと思っていた光景にふと手が止まりました。
その違和感の先に見えたものとは──。

止まる手

「え?」
息子夫婦が帰省してきた日。
食事が終わったあと、私は思わず手を止めました。

久しぶりに家族がそろい、食卓には煮物や焼き魚が並び、にぎやかな時間が流れていました。
孫の声に笑いが起こり、和やかな空気が広がっています。
そんな中、孫やお嫁さんは「いただきます」「ごちそうさまでした」と自然に挨拶をし、食べ終えた食器を自分で流しへ運んでいました。

違和感

その様子を見ながら、私も立ち上がり、食器をまとめ始めます。
テーブルの上の皿を重ね、残った料理にラップをかける。
いつもの流れのように、体が自然と動いていました。