皆さんは、詐欺に遭遇した経験はありますか。「自分は大丈夫」と思っている人ほど、落とし穴に気づきにくいものなのです。今回は、筆者の友人S美の息子に起きた、大学生活の中でのリアルなトラブルと、そこから得た教訓についてのエピソードをご紹介します。

参加にあたって必要だと言われた交通費として、往復2万5千円を先払いで渡したうえ、「もう一人分を立て替えてほしい」と頼まれ、合計で5万円を支払ってしまったといいます。その時点で違和感を覚えるべき場面でしたが、「みんなで行くし大丈夫だろう」という気持ちが勝ってしまったようです。結果的に、出発の1週間前になって先輩と連絡が取れなくなり、計画自体が存在しないものだったと判明しました。

身近に潜む危険な話に用心

幸いにも、今回の件は金銭的な被害で済みました。S美はショックを受けながらも、「これがもっと危険な話だったら」と考えると、背筋が冷たくなったと語ります。近年話題になる闇バイトのように、知らないうちに犯罪に巻き込まれるケースも少なくありません。そうしたリスクを考えると、今回の経験は痛みを伴いながらも、大きな学びになった出来事だったのです。

この一件をきっかけに、S美とR平は「うまい話には必ず裏がある」ということを改めて話し合いました。信頼している相手であっても、お金が絡む話には慎重になる必要があると実感したそうです。

身近な人との関係の中にも、思わぬ落とし穴は潜んでいます。だからこそ、冷静に判断する力を持つことが、自分を守る最大の手段になると感じたエピソードでした。

【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2026年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。