仕事と家事に追われる日々の中で迎えた母の日。子供たちが一生懸命作ってくれた食事に心が温かくなった出来事を描いた筆者の経験です。

慌ただしく過ぎる日々

その頃の私は仕事と家事に追われる毎日を過ごしていました。
朝は家族を送り出し、仕事から帰れば夕飯の支度、洗濯、片付け。特に年度初めは学校や園の予定も重なり、いつも以上に慌ただしく感じていました。家族の分のご飯を食卓に並べるころには、自分はもう座って食べる余裕もなく、キッチンでつまみながら家事を続けることもよくありました。

気付けば母の日……

そんな中で迎えた母の日。
子供たちは何やら朝からこそこそと相談しています。私は「何か作戦会議でもしているのかな」と思いながら、いつものように家事をしていました。しばらくすると、小学生の娘と幼稚園の息子が得意げな顔で「できたよ!」と呼びに来たのです。