母の日に、義母の好きな藤色のカーディガンを贈った筆者。義母は喜んでくれましたが、モラハラ気質の義父と義姉が「派手だ」「黒を着ろ」と嫌味を言い、義母を悲しませました。しかしそこへ、思わぬ「最強の助っ人」が登場! 義父たちをスカッと一喝し、義母にお洒落の楽しさを取り戻してくれた心温まる実話をご紹介します。

義母の本当の「好きな色」

いつも黒やグレーなど、暗い色の服ばかり着ている義母。しかし、昔のアルバムを見せてもらった時、若い頃の義母は美しい「藤色」の服を着てとても楽しそうに笑っている写真が多かったのです。

「もしかして、本当は明るい色が好きなのかも」

そう気付いた私は、今年の母の日に藤色のカーディガンをプレゼントすることにしました。箱を開けた義母は「私の好きな色! よくわかったわね!」と顔をほころばせ、とても喜んでくれました。

喜びを踏みにじる義姉と義父

ところがそこへ、義姉が母の日のプレゼントだと言って「黒色の帽子」を持って現れました。私の贈ったカーディガンを見るなり、義姉は鼻で笑ってこう言ったのです。

「そんな派手な色、お母さんが着るはずないじゃない! 趣味が悪い!」

さらに騒ぎを聞きつけた義父もやってきて、「こいつは黒かネズミ色を着とけばいいんや」と言い放ちました。義父は昔から亭主関白なモラハラ気質。義姉はその環境で育ったおかげで、それが当たり前だと思い、義父と同じように母に当たり散らしていたのです。義母が暗い服ばかり着ていたのは、長年この2人に言葉で抑えつけられていたからでした。義母は悲しそうな顔で「私には派手すぎるかしらね……」と呟きました。

最強の助っ人、叔母の登場!

胸が締め付けられるような状況の中、夫が近所に住む叔母(義父の妹)を連れて帰ってきました。実は、夫が昔から実家で居心地の悪さを感じた時、よく避難して助けてもらっていたのがこの叔母だったのです。それに加え、私が体調を崩した時なども、自由が利かない義母の代わりに見に来て手伝ってくれる恩人でもありました。夫の提案で、そんな叔母にも義母と色違いの「淡い黄色のカーディガン」を贈っていたのです。