知らない
少しすると男性の店員さんが到着。
「レシートはお持ちではないですか?」と聞かれた女性はしぶしぶレシートを出していました。
するとその男性店員が「未精算の商品があるようですね。明らかにレシートの商品数と袋の中の商品数が異なるので」と一言。
その女性は「え? 知らない!」と怒っていたのですが、その頃には後ろに長い列ができていて、中には「何やってんだ?」と文句を言う人も出てきていました。
女性は気まずくなったのか、いきなり持っていた袋を男性店員に渡し「じゃあ結構です。いりませんから!」と言って、セルフレジのエリアから出て行ってしまったのです。
トラブル防止
その後、男性店員は女性を追いかけ、入り口のところで話をしていましたが、私が通り過ぎるときに「知らないわよ!」と怒っている声が聞こえました。
真相はわかりませんが、意図的であれ不注意であれ、ルールを無視した行動が周囲に大きな混乱を招いていたのは事実です。
しばらくして、そのスーパーのセルフレジにはカメラが設置され、チェックの店員さんも2名に増員。
お店側も、こうしたトラブルを未然に防ぐための対策を強化したようです。
セルフレジは便利なシステムですが、それを支えているのは利用者一人ひとりのモラルなのだと再認識しました。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業しOLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。