知人から聞いたエピソードを紹介します。
そのとき、すぐそばで遊んでいた子どもたちの姿が目に入りました。
その格好を見て、私はびっくり。
なんと2人とも、すでにパジャマに着替えているのです。
さらに、きれいに片付いた食卓にも気づきました。
私が「どうしてパジャマを着ているの?」と長男に尋ねると、彼は「自分で着替えたの。弟君のも僕がやってあげたんだよ」と答えました。
「じゃあ、お皿は?」
「全部キッチンに持って行った。僕と弟君で片付けた」とのこと。
そう話す長男のパジャマは、後ろ前が逆。
キッチンでは、調理台のふちギリギリ、今にも落ちそうな位置にお皿が並べてありました。
もっと信じてみよう
自分たちで着替えて、後片付けをした息子たち。
その行動に感動した私は、
「自分たちで出来たんだね! 片付けてくれて、着替えさせてくれてありがとう」
と言い、目に涙を浮かべながら長男をぎゅっと抱きしめました。
すると彼は、照れくさそうな表情を浮かべながら、
「だって、ママのこと大好きだもん」
とだけ言ったのです。
この体験をするまで、私は子どもが“何も出来ない”と思い込んでいました。
ですが、彼らだって拙いけれどやればできるのです。
何より疲れて寝てしまった私を起こそうとせず、自分たちだけで行動しようと決めた長男に、私は成長を感じました。
これからは、もっと子どもの力を信じてみようと思います。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。