子どもの様子に変化を感じたとき、「このままで大丈夫かな」と迷うことはありませんか? 特に家での姿だけを見ていると、気になる行動が大きく見えたりするものです。今回は、筆者が娘の児童精神科受診をきっかけに、自分の捉え方が変わったエピソードをご紹介します。

気になり始めた、家での様子

小学校に入ってから、娘の様子が気になる場面が増えました。
落ち着きがなく、かんしゃくや感情の波も大きい。人との距離感も近く、必要以上に関わろうとすることがありました。

(もしかして、何かあるのかもしれない)

そう思い、発達相談窓口を訪れました。
話を聞いてもらい、子どもの様子も見てもらった結果、専門機関での検査を勧められたのです。

そして後日、児童精神科の初診を受けることになりました。

うまく話せない姿に、強まる不安

診察では、児童精神科の先生が娘にいくつか質問をしました。

学校はどうか、お友達と楽しく過ごせているか、得意や苦手な科目はあるか。
小さな声で答え、言葉にするまでにも時間がかかる娘。

初めての環境で戸惑っている様子が、はっきりと伝わってきます。

(うまく答えられていない……)
その姿を見ながら、不安がジワジワと強くなっていきました。

医師からの話

しばらくして、娘は担当のスタッフと別室へ。そのあと、先生から私と夫に向けて話がありました。

「Nちゃん、発達には問題ありませんが、いわゆる過剰適応ですね」予想していなかった言葉に、ドキッとしました。