初めて好きな人ができた小6の娘。勇気を振り絞ってLINEで伝えた「好き」の2文字は、一瞬にしてスクリーンショットに撮られ、友人グループへと拡散されてしまって……? 筆者の友人から聞いたお話です。

相手の子は、娘の告白画面をすぐさまスクリーンショットに撮り、「告白されたんだけど、どうしよう」という相談とともに友人たちのグループLINEに転送したというのです。

娘がその事実を知ったのは、恋が実らなかった後のこと。

勇気を振り絞り、やっとの思いで送り、誰にも知られたくなかった告白。

それが、画像データとして他人のスマホに共有されていたのです。

初恋で学んだ、苦い教訓

相手の子に悪気があったのかは分かりませんが、ショックに打ちひしがれる娘の姿を見て、私も現代の恋愛の危うさを突きつけられた気がしました。

「それだけ人を好きになって、伝えられたのはすごいことだよ。でもこれからは、本当に大切なことは直接会って伝えたほうがいいかもね」

私は娘にそうアドバイスしました。

指先一つで送れる言葉は、どれだけ悩んで送っても、簡単に拡散されてしまうのです。

LINEは実際に便利ですし、告白のハードルも下がったかもしれません。

でも、その便利さが、簡単に人の心を土足で踏みにじってしまうんだと痛感したのでした。

初恋で得たこの痛みは、娘にとって厳しくも自分を守るための大切な教訓となったのでした。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。