筆者の家族の話です。
「おい、茶」が口癖の“家の中の王様”だった父が、ぎこちない手つきで差し出した一杯のお茶。それは、長年連れ添った夫婦の新しい始まりの合図でした。
「おい、茶」が口癖の“家の中の王様”だった父が、ぎこちない手つきで差し出した一杯のお茶。それは、長年連れ添った夫婦の新しい始まりの合図でした。
「できない」のではなく「やり方を知らなかった」だけ。
それに気づけた今、私の心にあった重荷も、少しだけ軽くなった気がします。
王様の冠をそっと置いた父と、これからもっと、言葉を重ねていけそうです。
【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年2月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:まいしば
FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。