子どもが公共の場で騒いでしまい、焦った経験はありませんか? 周囲の視線が気になり、戸惑うこともありますよね。今回は、筆者がバスの中で感じた不安と、ある一言に救われたエピソードをご紹介します。
思っていた以上に落ち着かない車内
幼い子ども二人を連れてバスに乗ったときのことです。
下の子は初めてのバスに興奮気味。乗った瞬間から嬉しそうに声を上げ、膝の上でもじっとしていられません。
もう一人もつられるように立ち上がろうとして、私の周りだけが一気に慌ただしくなりました。
「座ってね」と声をかけながら抱き寄せるものの、思うようにはいきません。
楽しい気持ちがあふれているのは分かるけれど、どうしたらいいのか迷っていました。
周囲の目が気になる私
足をバタつかせる音やはしゃぐ声が目立っていました。ふと顔を上げると、周囲の視線が気になります。
「きっと、迷惑をかけている」と焦る気持ちから、目的地より手前で降りることまで頭をよぎりました。
まだ乗っていたい気持ちよりも、「これ以上続いたらどうしよう」という不安のほうが大きくなっていたのです。
注意されると思って身構えた瞬間
なんとかそのまま乗り続け、降車のタイミングを迎えました。
そのとき、運転手がこちらを振り返ったのです。
「やっぱり何か言われるかもしれない」そう思い、思わず身構えました。
子どもを静かにさせられなかったことへの後ろめたさもあり、少しだけ視線を避けたくなるような気持ちでした。