筆者の友人・R奈は20代前半で今の夫と結婚し、数年後には男の子に恵まれました。初孫の誕生に義両親も大喜び。家父長制が根強く残る地域に育った夫は「跡取りができた」と義両親に褒められるほどだったのですが──?
孫の反撃
「俺、小さい頃あなたに『どうしてそんなに鈍くさいの?』って直接言われたことがあったよね? あれ、忘れてないよ」
「それは……」と言い訳をしようとした義母。
息子は「父さんは運動ができる。僕は苦手。違う人間なんだから当たり前だけど、あなたはそれじゃダメなんでしょ? 今更おばあちゃん面しないでよ」と冷静に反撃したのです。
心の距離
息子は幼いながらも義母の嫌味を理解し、自分を良く思っていないことをわかっていたのでしょう。
小さな胸にそんな思いを抱えて生きてきたのかと思うと、息子がとても不憫でした。
その後、引っ越しをしたことで物理的に距離ができ、嫌な思いをすることはなくなりました。
それでも私は息子を傷つけた義母を許せないし、これから先も許すことはできないと思っています。
【体験者:40代女性・パート、回答時期:2026年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業しOLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。