育児をする中で、パートナーの関わり方に戸惑うことはありませんか? 何気ない言葉や行動に、見過ごせない考え方が現れることもありますよね。今回は、友人夫婦の小さな引っかかりが、後に大きな変化となった出来事をご紹介します。
何気ない会話に現れていた価値観
第一子がまだ離乳食を食べていた頃、夫の友人家族と食事をする機会がありました。相手の家庭にはすでに小学生の子どもがいて、私は奥さんから育児の話を聞きながら、少し先の生活を想像していました。
夫は子どもを膝に乗せて離乳食をあげながら、友人Sくんと会話を楽しんでいます。私は「代わるよ」と声をかけたのですが、「いいよ、まだ食べてないでしょ」とそのままお世話を続けてくれたのです。
その様子を見ていたSくんの奥さんが、「すごいね、うちとは大違い」と言いました。
「うちは離乳食もミルクもやってくれたことがないし、オムツもほとんど替えたことがないんだ」と続けます。
すると隣で聞いていたSくんが笑いながら「それは、女のやることだから」と一言。
冗談のように聞こえましたが、その場の空気が少しだけ変わったのを感じました。
見えた違和感
しばらくして子どものオムツ替えのタイミングになり「替えてくる」と席を立った夫。しかしすぐに戻ってきて、「女子トイレにしか、オムツ替えシートがないみたい」と困ったように言いました。
私が代わろうとしたそのとき、Sくんが夫の肩を軽くたたきながら言いました。
「そんなのやらなくていいんだよ。俺なんて、女子トイレにしかオムツ替えシートないって、毎回ウソついてたからね」と笑いながら話しました。
「え、ひどい」と思わず言った私に、さらに信じられない言葉が返ってきました。
「だって面倒くさいじゃん」