入学式を前に、期待より不安が勝っている保護者の方へ。登校しぶり、忘れ物、給食の問題——最初はうまくいかなくて当然。筆者の体験から、子どもと一緒に「慣れていく」春の温かなエールを送ります。

気づいたら、たくましくなっている

ところが不思議なことに、夏休みが明け、2学期になったら子どもは変わり始めました。

自分でランドセルを準備するようになり、給食も自分のペースで食べられるようになりました。さらに「今日ね、〇〇くんと遊んだ」と報告までしてくれるように。

成長するのは子どもだけではありません。
4月には考えられなかった「まぁ大丈夫でしょ」と送り出せる自分がいたのです。

「完璧な親」じゃなくていい!

入学式の写真を見返すと、子どもと同じくらい緊張した顔の自分が写っています。

完璧に準備しなくていい。全部わかっていなくていい。
子どもの隣で、一緒にドキドキして、一緒に慣れていけばいい。

「大丈夫」——その言葉は、お子さんにかける言葉であると同時に、自分自身へ贈る言葉でもあります。

これから始まる新しい毎日。少しずつ、親子で一緒に慣れていきませんか。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:K.Matsubara
15年間、保育士として200組以上の親子と向き合ってきた経験を持つ専業主婦ライター。日々の連絡帳やお便りを通して培った、情景が浮かぶ文章を得意としている。
子育てや保育の現場で見てきたリアルな声、そして自身や友人知人の経験をもとに、同じように悩んだり感じたりする人々に寄り添う記事を執筆中。ママ友との関係や日々の暮らしに関するテーマも得意。読者に共感と小さなヒントを届けられるよう、心を込めて言葉を紡いでいる。