入学式を前に、期待より不安が勝っている保護者の方へ。登校しぶり、忘れ物、給食の問題——最初はうまくいかなくて当然。筆者の体験から、子どもと一緒に「慣れていく」春の温かなエールを送ります。

不安なのは、あなただけじゃない

入学式の前夜は、親の私が眠れませんでした。
ランドセルの準備は完璧。
名前のシールも全部貼ってあります。
それなのに、胸のざわざわが収まらないのです。

「給食、楽しく食べられるかな」
「先生に自分から話しかけられるかな」
「お友達、できるかな」

心配しているのは、子どもだけではありません。
実は一番緊張しているのは親のほう、ということもあります。

最初は「うまくいかない」が普通

入学してしばらくは、想定外の連続です。

「幼稚園に戻りたい」 「学校行きたくない」と玄関で固まる朝。
ランドセルの中に給食袋を入れたまま忘れてくる日。
連絡帳を書いてこない日が続き、クラスにいてくれた知り合いの保護者に確認の電話をする自分。

「私、ちゃんとできてるのかな」と落ち込まなくて大丈夫。
最初からうまくできる親も、子どももいません。