筆者の体験談です。
初めて義実家の親戚行事に参加したとき、思いがけない戸惑いがありました。
その場でかけられた一言に、どう返せばいいのかわからなくなって――。

結婚式にも

そんな中で、ある人に声をかけられました。
「結婚式にも参加したよ」
その一言に、思わず言葉が止まります。
何か返さなければと思うのに、言葉が出てきません。
結婚式に来てくれていたということは、すでに会っているはずの相手です。
しかし、当日の緊張のせいか、その顔がどうしても思い出せませんでした。

「ありがとうございます」
そう応えたものの、少し間が空いてしまいます。
相手は私のことを知っているのに、こちらは初対面のような感覚のまま。
気づかれないように笑って返すしかなく、居心地の悪さと申し訳なさが一気に押し寄せました。

できる工夫

どう振る舞えばいいのかわからず、私は顔と名前が一致する人のそばにいるようにしました。
誰かが間に入ってくれるだけで「こちらが〇〇さんで」と自然に紹介してもらえ、会話も続きやすくなります。
そのおかげで、少しずつ緊張がやわらいでいきました。

それ以来、初めての場では簡単な自己紹介や話題を用意するようにしています。
名前や関係を一度で覚えきれなくても、会話のきっかけを作れるだけで気持ちは少し楽になります。
あのときの戸惑いを思い出しながら、少しずつ慣れていきたいと思っています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。