筆者の話です。
息子夫婦が泊まりに来たとき、お嫁さんの行動に少し戸惑ったことがありました。
その違和感の理由を知ったとき、見方が変わります。

息子の言葉

思いきって、息子にそれとなく聞いてみました。
ただ、どう切り出せばいいのか迷い、少し言葉を選びながら切り出しました。
「〇〇ちゃん、いつも早く部屋に戻るけれど、体調でも悪いの?」

すると返ってきたのは、あっけないひと言でした。
「朝型だから、いつもあのくらいの時間には寝てるだけだよ」
思わず拍子抜けしてしまうほど、特別な理由はなかったようでした。

さらに後日、お嫁さん本人からも
「実家が朝型で、早く寝るのが子どもの頃からの習慣なんです。お義母さんたちの夜の団らんを途中で抜けてしまって、すみません」
と、やわらかく話してくれたのです。

見方の変化

その言葉を聞いたとき、胸の中にあった引っかかりがほどけていきました。
距離を感じていたのは、お嫁さんの気持ちではなく、自分の思い込みだったのかもしれません。
気を遣わずに先に休める関係だったのだと考えると、少しうれしくも感じたのです。

生活リズムが違うだけで、関係まで遠く感じてしまうこともあるのだと気づきました。
それ以来、気になることがあっても、勝手に想像せず一度聞いてみるようにしています。
推し量るよりも、言葉にして確かめるほうがすれ違いは少ないと感じました。
実際に聞いてみることで、余計な不安を抱えずにすむと気づいた出来事です。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。