筆者の話です。
大雨の日、いつもと違いタクシーで通勤することになりました。
何気なく任せた道順が、思いがけない気づきにつながります。

後日、自分でも同じ道をたどってみることにしました。
すると、学生時代によく通っていたパン屋さんが、その道筋に移転しているのを見つけます。
ふと足を止め、懐かしい記憶がよみがえりました。
普段選ばない道に、懐かしい場所があったことに驚いたのです。

任せる選択

通勤は、いつも同じ道を選ぶのが当たり前でした。
時間も距離も分かっている安心感から、他の選択肢を考えることはほとんどありません。

けれど、この日をきっかけに、自分の知らない道がまだあることに気づきました。
それ以来、タクシーに乗ったときは、特にこだわりがなければ道順をお任せするようにしています。
自分では思いつかないルートを自然に選んでくれるのは、日々運転している人ならではの感覚なのだと感じたからです。

ほんの少し「自分のこだわり」を任せてみるだけで、見える景色が変わることもある。
そんな小さな発見を、期待しながら乗車しています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。