子どもが約束を破ったとき、理由を聞く前に叱ってしまうことはありませんか? 約束を守らせることを優先するあまり、本人の気持ちを後回しにしてしまうこともあります。今回は、我が子の行動に必要以上に怒ってしまった筆者のエピソードをご紹介します。
きちんと見届けた
小学1年生の娘は、週に3回学校帰りに習い事へ行く日があります。そこまでは一本道で徒歩5分ほど。迷うこともなく、安全なルートです。
入学して間もない頃は、途中で待ち合わせをして建物に入るまで見届けるようにしていました。
その日も、彼女がこちらに手を振りながら中に入るのを確認しました。
まさかの光景に動揺
近くのスーパーに寄り買い物を終えて帰宅すると、思いがけない状況が広がっていました。
なんと、玄関の前に娘が立っていたのです。
つい先ほど見送ったその姿が、なぜここにいるのか理解が追いつきませんでした。
「ど、どうしたの?」動揺する私に、「行きたくなくて、帰ってきた」と平然と言いました。
驚きと同時に、強い焦りがこみ上げました。
「約束を破ったこと」に意識が向いてしまった
教室から家に戻るには、大きな交差点を渡らなければなりません。青信号の時間も短く、まだ一人で渡ることのないように、常に付き添って渡っていた場所。そこを一人で歩いたことが分かり、複雑な気持ちになりました。
「勝手に帰ってきたらダメでしょう!」そう言って、約束を守らなかったことを強く叱りました。
もし、どうしてもの事情があるならば、先生に伝えて私に連絡をしてもらう約束です。その手順を飛ばし自分の判断で抜け出したことが、どうしても許せませんでした。