新品をすすめても、どうしても手放そうとしない一着のジャンパー。
それは、小学4年生の息子が大切にしている“3代目”のお下がりでした。
なぜそこまでこだわるのか。
そう思っていた母親に、息子が語ったのは「強くなるための秘密」。
今回は、筆者の友人が体験した、心に残るエピソードをご紹介します。
それは、小学4年生の息子が大切にしている“3代目”のお下がりでした。
なぜそこまでこだわるのか。
そう思っていた母親に、息子が語ったのは「強くなるための秘密」。
今回は、筆者の友人が体験した、心に残るエピソードをご紹介します。
息子にとってこのジャンパーは、ただのお下がりではなく、Aくんの“強さ”ごと受け継いだ特別な一着のようでした。
「古いもの」だったはずの服が、いつの間にか憧れの詰まった宝物へと変わっていたのです。
物を大切にする気持ちも、誰かの想いを受け取ろうとする心も、どちらもかけがえのないもの。
そんな息子の姿に、私も胸があたたかくなりました。
私はそっとジャンパーのファスナーを直し、「寒いけど、がんばれ」と声をかけて送り出します。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年12月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:あすおかあすか
FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。