知人のエピソードを紹介します。
その言葉に私はびっくり。理由を尋ねると、B子さんは次のような話を始めたのです。
「今まで、委託ではありますが1人で切り盛りするお店で働いていました。
キャリアアップのため、違うお店で経験を積もうと思ったんですが、店長に見られていると思うとすごい緊張してしまって……。
私、はっきり気づきました。『誰かと同じ空間で働くのは苦手』だって。
それに、店長もそうですよね?」
B子さんの最後の一言に、私はギクリ。
実は、私もずっと1人でお店をやってきたせいか、従業員がいるという状況に少しストレスを感じていたところだったのです。
「私も同じタイプの性格なので、店長もそうだって分かるんです」
そう話すB子さん。“似た者同士”だと知ったとき、私にはあるアイデアが浮かびました。
結末は
「それなら、お互いが一番輝ける環境を作ろう」と考えた私は、以前から構想していた2号店をオープンさせて、B子さんに任せることにしました。
「誰にも見られていない」という安心感の中で、のびのびと働けるようになったB子さんは、今度こそ実力を発揮し30分でカットとシャンプーを終えられるように。
「どうなることかと思ったけど、お互いの個性を尊重した結果、最高のパートナーになれた」
今は本当にそう思っています。
【体験者:40代・女性経営者、回答時期:2026年3月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。