母の助言を無視しプライベートの安定を求めて就職した女性。
でも、過酷な現実と理想のズレに葛藤し、自分の本音と向き合うことに──。
遠回りの先で見つけた選択とは?
今回は筆者の知人から聞いた、仕事について前向きになれるエピソードをご紹介します。
ftnews.jp

プライベートを重視した

もともと私は、教員を目指して教育学部のある大学に進学しました。

でも実際の仕事内容に触れていくうちに、教員不足や残業の多さが気になるように。

『自分の時間を大切にしたい』『子どもは好きだけど別にすべての時間を捧げるような仕事人間にはなりたくないかも』といつしか思うようになっていったのです。

結果、自分の時間もそれなりに確保でき、給料も安定している一般企業への就職を決めました。

でも内定を伝えたときに母が、
「一度きりの人生、本当にやりたい職に就きなさい」
とポツリと言ってくれた言葉が、ずっと心の片隅に残っていました。

厳しい現実

それでも、私はその言葉を振り切り、教員になるという夢を捨てて就職。

ところが現実は想像以上にハードでした。

深夜残業は当たり前で、疲れが溜まっていることもあってか、ギスギスした職場の空気。

数年で心身ともにすり減ってしまい、退職してしまったのです……。

ふとSNSを見ると、教員として忙しくも充実した日々を送っている大学時代の友人たちの投稿が目に入りました。

楽しそうな彼女たちが眩しくて羨ましくて、一時期はSNSもあえて見ないようにしていたほどです。