筆者の知人A子さんの息子さんは小学校高学年。減り続ける息子さんとの会話に、「息子は何に興味があるのだろうか」と、A子さんは不安に感じることもありました。するとある日突然、息子さんが「ねぇ!」と話しかけてきて──。

私たち親子の会話方法

ひょんなことから共通の話題ができ嬉しくなりました。時々本の感想を教えてくれることもあり、少しだけ息子の考えていることがわかることも嬉しいです。

「あの本どうだった?」「こっちの本も楽しそうじゃない?」と聞くと答えてくれることも多く、息子も自分自身のことを聞かれているわけではなく、あくまで本のことを聞かれているので、気恥ずかしさもないようです。

今のところ私たちは、本を介しながら互いのことを知っているような気がします。適度な距離感を保ちつつ互いのことを知れるこの方法が、私たち親子には合っていると感じており、しばらくはこの方法で会話しようと思っています。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。